【必見】チューブレスレディをやめるのはもったいない!後悔しない方法を解説

「チューブレスレディはいろいろと面倒だから、クリンチャーに戻したい」

「チューブレスレディを使ってみたけど、なんだか大変そう」

チューブレスレディのタイヤを使用していると、トラブルが起きたとき大変そうなイメージをお持ちでないでしょうか?

確かにそういった原因で、チューブレスからクリンチャーに戻したいのも、無理はありません。

mun
クリンチャーよりも、対処が難しい部分がありますね。

とはいえ、チューブレスレディを維持するのを諦めるのはもったいないです。

特性を理解すれば、チューブレスレディの方が楽しく走れます。

結論

チューブレスレディは手間が掛かるけど、タイヤ自体の走行性能が高い。

本記事を読むことで

チューブレスレディに興味を持つようになる。

チューブレスレディの特性を理解すれば継続できる。

クリンチャーにはない走行体験が楽しめる。

こんな人におすすめ!

クリンチャーからチューブレスに変える人

どうすればチューブレスレディを快適に使えるかが知りたい

チューブレスタイヤに変えた後の注意点が知りたい

※本記事では広告が含まれています。

目次

目次

どうしてチューブレスレディの維持は難しいのか?

ではなぜ、チューブレスレディをやめてクリンチャーに戻す、という意見が出ているのか?

原因
  • チューブレスレディに交換するときの費用や手間が掛かる
  • DIYの場合、交換時もある程度の知識や経験が必要
  • トラブルが起きたときの対処方法

上記の出来事で、チューブレスレディに換えるかどうか、悩んでしまいがちです。

前提として、チューブレスレディクリンチャーは、見た目は一緒だけど構造が違います。

チューブレスレディ チューブ無し・乗り心地が良い・パンクしにくい
クリンチャー チューブあり・交換が簡単・安価で手に入りやすい

乗り始めたばかりの初心者が、クリンチャーを選びたがるのも無理はありません。

確かにチューブレスレディでは、維持が難しく手間や費用が掛かるのは事実ですが、知識や特性を理解すればDIYで交換は十分可能です。

【走りが楽しくなる】チューブレスレディのメリット

ここからは、チューブレスレディのメリットを、解説していきます。

乗り心地が良くなる

パンクしにくい

走行性能が上がる

乗り心地が良くなる

チューブレスレディに変えることで、乗り心地が良くなります。

理由の一つは、チューブが入っていないため、タイヤの空気圧が低くできることです。

低くすると、タイヤのクッション性が高くなり、細かな振動をタイヤが吸収してくれます。

クリンチャーだと、チューブの中に入っているので、常に高気圧に入れないとはいけません。

高気圧だと、振動が大きくなり乗り心地が硬くなってしまいます。

パンクしにくい

チューブレスレディは、クリンチャータイヤよりも、パンクしにくいのも特徴です。

パンクしないではなく、あくまでパンクしにくい、ことなので注意が必要です。

理由

チューブレスレディはシーラント剤を使用

小さい穴だったらシーラント剤が塞いでくれる効果があり

チューブを使わないため、リム打ちパンクが滅多に起きない。

もし、空気が抜ける時はタイヤの穴だけになるので、タイヤ自体が気密性が高いので、パンクしにくいのです。

走行性能が上がる

チューブレスレディでは、クリンチャーにはない走行性能が発揮していきます

どうして高性能である理由は、以下の通りです。

タイヤの中に、チューブが入っていないため、摩擦抵抗を無くし走りが軽くなる。

低気圧になっているため、タイヤの接地面が広くなって、グリップ力が上がり安定性が増す。

タイヤ次第では、チューブを使わないため、軽くなることがある。

mun
クリンチャータイヤにはない、走行が楽しめるということですね。

【知らないと損】チューブレスレディのデメリット

ここからは、チューブレスレディのデメリットを、解説していきます。

交換に手間が掛かる

専用のホイールが必須

維持費が高い

交換に手間が掛かる

チューブレスレディは、クリンチャーよりも交換が難しいと言われています。

交換の仕方は大きな差がありませんが、少しコツが必要です。

タイヤ 交換に必要なパーツ
クリンチャータイヤ タイヤ、チューブ、リムテープ
チューブレスレディ タイヤ、リムテープ、シーラント、チューブレスバルブ、ブースター
このように、チューブレスに必要なパーツが、多くなっています。
チューブレスレディの交換に手間が掛かる理由

チューブレスレディ自体が、ホイールにはめ込む時が硬いことがある。

はめ込んだ後に、空気を入れる際は、ビードを上げないといけない

ビードを上げる時も、ブースター(エアタンクみたいな物)が無いと難しい

一つ加わる手順が、ビードを上げた後に、バルブコアを外してシーラント剤を補充することです。

上記の理由が、チューブレスレディの交換が難しくなる、ということです。

専用のホイールが必須

チューブレスタイヤには、チューブレスに対応したホイールが、必要になります。

理由

ホイールのリムが、チューブレスに対応してないといけない。

一部のメーカーが、「そのホイールはその専用のタイヤでないといけない」と指定がある。

チューブレスレディを使う時は、専用のリムテープやバルブが必要になる。

別件で、ホイールの中に(フックレスリム)が登場して、チューブレスレディのバリエーションが増えました。

メーカーが出してるフックレスリムでは、指定した専用タイヤでしか取付できません。

このように、クリンチャータイヤとして使われたホイールが、流用出来ないことがあります。

チューブレスレディとして、使う新しいホイールを手配する、必要が出てきます。

維持費が高い

チューブレスレディでの維持費が、クリンチャータイヤよりも高くなります

理由

チューブレスレディ本体が、クリンチャータイヤ本体より高額になる

それに使うホイールも、チューブレス対応の方が高い

チューブレスレディに使られる、タイヤ以外の周辺パーツが多い

チューブレスレディを使用するに至って、クリンチャーと同じ感覚で安く済むことが出来ない場合があります。

そうしてしまうと、車体全体の機能性が損なわれてしまう、からなのです。

性能を維持するためには多少高くても、バランスを整えたタイヤを選ぶことが重要になります。

【慣れるのに苦労】チューブレスレディに変える時の注意点

ここからは、チューブレスレディに変える時の注意点を、解説していきます。

タイヤとホイールの相性がある

シーラント注入後にはタイヤ内全体をなじませる

定期的にシーラントを入れる

パンクした時が非常に厄介

交換の際、実際に使用した工具・ケミカル

タイヤとホイールの相性がある

チューブレスレディには、ホイールとの「相性」が出てきます。

タイヤとホイールの相性によっては、(ビードが出て来ない)ことがあります。

ビードとは タイヤの側面に付いてる線みたいなもの ホイールとタイヤを固定する役割を持つ

タイヤとホイールの各メーカーが、推奨される組み合わせであれば、相性が良いとされています。

近年のチューブレスレディ事情では、タイヤ自体やホイールのリム幅が広くなっているので、相性問題が少なくなっています。

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タイヤの側面全域に「ビードワックス」を塗っておけば、ビードが出やすくなります。

シーラント剤注入後にはタイヤ内全体をなじませる

チューブレスレディには、シーラント剤を入れた後に、タイヤ全体をなじませないといけません。

チューブレスレディの内側は、チューブレスタイヤと違って、空気の気密性が無いのです。

ただシーラント剤を入れただけでは、すぐに空気が抜けます。

シーラント剤の入れ方
  1. チューブレスバルブからバルブコアを外す
  2. バルブからシーラント剤を注入する(タイヤの太さによって、入れる量が変わる)
  3. 補充後にはホイールを回す(回した状態で、正面~揺らしながら~側面、の手順を繰り返す)

それでも、シーラントがなじんでいない場合

ハブを床に置いて、フラフープの様に回す

行きわたっていない箇所がある所に、激しく上下に振る

上記の方法で、シーラントがタイヤ全体がなじんでくるまで、続けるしかないのです。

正直大変な部分ではありますが、仕上がった後の達成感が大きいです。

定期的にシーラント剤を入れる

チューブレスレディタイヤは、定期的にシーラント剤を補充しないといけません

定期的には3~6か月程度で、補充が必要とされています。

使用するチューブレスレディやシーラント剤の種類、使用頻度や乗り方次第で変わる。

シーラント自体が、仮にパンクせずに外に出なかったとしても、半年~1年程度で揮発する。

揮発とは 液体から気体に変わることを指す

シーラント剤は、一回補充して終わり、という訳ではなく、定期的の補充が欠かせないのです。

パンクした時が非常に厄介

チューブレスレディタイヤは、シーラント剤を入れておけばパンクがしにくいです。

だけどシーラントが固まっった状態で、パンクした後に修復が難しくなります。

タイヤがパンクして穴が空いている状態

出先で異物などでタイヤに穴が空いたら、専用のパンク修理キットがあれば対処可能です。

mun
あくまで応急処置用なので、劣化していたら新品に交換をおすすめします。

【まとめ】チューブレスレディは乗り心地が良く走りが楽しくなる!

本記事では、「チューブレスレディにはいろいろと複雑な構造であるゆえ、クリンチャーに戻るのはもったいない!」という内容で、解説していきました。

まとめ

空気圧が低いため、乗り心地が良くなる

パンクしてても空気が抜けにくい

又は、シーラント剤で穴を塞いでそのまま自走できる

クリンチャーよりも性能的に上がる

チューブレスレディの維持費が高額

チューブレスレディ自体の交換が難しい

チューブレスレディにはシーラント剤は定期的に補充する

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この記事を書いた人

munxceのアバター munxce ディスクブレーキ仕様のロードバイクを特化したブロガー兼ライター

はじめましてmunです。
10年以上自転車業界に携わっていきました。
その経験を活かして、自転車に関する情報を発信していきます。
最近では生成AIを興味が出ました。趣味は、ドライブ・自転車全般

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